天牛(紙切り虫)

私が関心のある、気に入った、「新聞」・「メルマガ」等のニュースをまとめて紹介します。「コメント」は歓迎ですが、「公開」の前に、判断をさせていただきます。

カテゴリ: 教育関係

PRESIDENT Online(新井 勝己三菱UFJモルガン・スタンレー証券 シニアアナリスト)

2020/9/14

 

派遣分野で続く慢性的人手不足

新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動が停滞し、人材業界も急激な落ち込みを見せました。日本生産技能労務協会の発表する調査結果によると、人材の不足感を示す指数が23となっており、2019年末調査時の数値78と比べ、大幅に低下しています。コロナショック以前の水準に戻るのは早くても2021年初旬になるでしょう。

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metamorworks

                     ※写真はイメージです

 

今回特に落ち込みが顕著だったのは広告求人、人材紹介を行うリクルーティングの分野です。求人広告の掲載の取りやめや、仲介手数料を企業側が絞ったことで案件獲得が難しくなっているのが主な要因です。

それに比べて、落ち込み幅が少なかったのが人材派遣、スタッフィングの分野です。大きく落ち込んだリーマンショック時の市場変化を見ても、翌年には製造派遣はいち早く回復を見せており、今回も早期回復が見込めます。

ですが人材派遣の分野では、コロナショック前からの慢性的な人材不足が続いています。

多くの業種では人手不足は続く

リーマンショック前の07年は有効求人倍率が1.04倍でしたが、09年には0.47倍まで下がりました。しかし、今回のコロナショックの前は人材市場が活況を呈しており、有効求人倍率は過去最高の1.6倍前後を推移しています。それを鑑みると、今回のコロナショックで小売りや外食など直接的な打撃を受けている企業は多いものの、ほかの多くの業種では人手不足は続くため、まだまだ堅調に伸びると見ています。特にエンジニア派遣に関しては、多くの業種でデジタル化を急ぐ機運が高まっており、ほぼコロナの影響を受けずに推移しています。

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もう1つ人材派遣の分野で注目しているのが、働き方改革への対応です。労働派遣法の改正や、同一労働同一賃金などの一連の働き方改革への対応が求められており、クライアントの企業側は派遣元企業への対応を強めています。コンプライアンスリスクの観点から委託企業先を絞り、派遣事業者の集約化が進むことが推定されます。もともと人材派遣の分野は、トップの企業でも市場シェアが5%前後と参入企業が多い分野ですが、今後は製造派遣に強いUTグループやエンジニア派遣のテクノプロ、メイテックなどの上位企業に集約が進むと見ています。

コロナショックの影響で204月に解禁予定だった新卒採用の分野にも大きな変化が起こっており、20年は就活のオンライン化が進むなど、採用活動の手法に大きな変化が起こっています。企業側の採用人数も減少傾向にあり、市場全体への悪影響は避けられません。

一方で、今回のコロナショックは新卒一括採用から、新卒の通年採用への大きな変化の契機になるともいえます。経団連の中西宏明会長が「新卒一括採用の見直し」について言及したり、トヨタ自動車の豊田章男社長が「今後終身雇用の継続は難しい」と発言するなど、懸念を示していた採用・雇用の在り方が一気に前進するかもしれません。

また若手・20代の就職・転職市場で注目を集めているのが、学情が運営する「Re就活」です。同社は新卒採用向けのイベントを中心に売り上げを拡大し、大きな注目を集めています。

人材市場においてコロナショックの影響は、よい変化へのスタート地点になるかもしれません。


プレジデント 2020
年7月31日号

 

 

 

DIAMOND Online( 青:日中福祉プランニング代表)

2020.9.17

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日本の給食に多くの中国人が驚く理由とは(写真はイメージです) Photo:PIXTA

最近、中国では、ある日本人女性がネット上に投稿した埼玉県の公立小学校での給食の様子を撮影した動画が出回り、大変な話題となっている。その理由や背景について解説する。(日中福祉プランニング代表 王 青)

中国で話題となっている「日本の給食」を撮影した動画

 91日、中国の小中高校は、まる2カ月間の“夏休み”が終わり、新学期が始まった。登校の様子を伝えるニュースが各地のテレビや新聞で報道され、SNSでも賑わった。

「待ちに待ったこの日がやっと来た!」と多くの親たちが思い、早朝から子どもを学校に送り届けた。

 あまりにも待ち遠しすぎたのか、登校日を1日間違って、前日に子どもを学校に連れていった親もかなりいたらしく、ネット上では笑い話となっていた。

 今年はコロナで23月学校が休みになり、在宅期間が長かったため、祖父母らも「孫の面倒をみる」のに疲れ果てて、「これでほっとした」という人も多かった。

 しかし、長い夏休みの後、家でのんびりしていた子どもが久しぶりの学校生活に慣れるのか、心配している大人もたくさんいる。

筆者の知人には小学校4年生の子どもがいるが、「学校が始まっても油断できない、しばらく慣らし期間が必要。一番心配なのは、給食をちゃんと食べてくれるかどうかだ。食べ残しが厳しくなったからね」と話す。

 さて、全国一斉に新学期が始まったこの時期、またもやある日本の動画が中国全土に拡散され、話題になっている。

 それは、既に8カ国以上の言語に翻訳され、世界中で注目されている。

なぜ中国では日本の給食に驚くのか

 この動画の時間はわずか8分間程度。数年前に、米国・ニューヨーク在住の日本人女性により制作されたドキュメンタリーだ。

『School Lunch in Japan - It's Not Just About Eating!』と題した動画で、埼玉県にある公立小学校の給食の様子を取材し記録したものである。

 彼女がこの動画を作成したきっかけは、自分の子どもが通うニューヨークの小学校での昼食の光景を目にして衝撃を受けたからだという。食べ残しの多さのほか、床やテーブルに食べかすがちらかった様子があまりにもひどかったからだ。

 本来は、この動画を公開して、ニューヨークの小学校の教育者に参考にしてもらおうという目的であったようだ。その動画は公開後たちまち大きな話題となって、世界中に拡散された。

 特に中国では、さまざまなタイトルが付いた記事が出回り、動画が紹介されている。コメント欄は、いつも多くの書き込みで溢れており、常時、注目記事ランキングの上位に入り続けている。

 ちなみに、中国にいる筆者の友人や教育関係者らは全員見ており、今や、教育関係者や教育熱心な親の「必見の動画」とも言われている。

 なぜ、中国でそれほど注目されているのだろうか。その理由は明白で、現在の中国の小学校とあまりにも異なる様子が衝撃的であるからだ。

日本人から見ればあまりに当たり前の光景だが…

 その動画は、ユイという5年生の女の子が持参した給食袋の中身(箸、ランチョンマット、歯ブラシ、コップなど)を説明するシーンから始まる。

 そして、下記の様子が動画で紹介されている。

 ・生徒と教職員ら合わせて約720人分の食事を5人の調理師が3時間以内で作ること
 ・各クラスの当番の子どもがマスクやエプロン、帽子を着用し、お互いに「体の調子、手洗い」などの事項を確認していること
 ・食べる前、先生が食材の説明をしたり、校長先生が試食したりすること
 ・先生たちも生徒と一緒に食べること
 ・おかずや牛乳などの食べ物が残れば、ジャンケンで勝った人が食べることができること

 特に興味深いのが、次のシーンだ。

 ・給食当番が給食を厨房まで取りに行き、「おいしい給食いただきまーす」と挨拶する様子
 ・給食当番がテキパキと配膳した後、先生と仲良く机を並べ、給食を食べる様子
 ・学校の先生が「このマッシュポテトのジャガイモは6年生が栽培したものです」と説明する様子(この小学校には小さな農園があり、6年生の児童が授業でジャガイモなどの野菜を栽培し、給食の食材として使われている)
 ・食べ終わった後、きちんと食器を整理し、牛乳パックを切り開いて、きれいに洗って乾かした後に、リサイクルボックスに収める様子
 ・放課後、子どもたち全員で掃除をした後、あっという間に机と椅子を元通りにする様子

 こうしたシーンは、日本人から見れば「当たり前」のことであるかもしれない。

 しかし、海外の人々、特に中国人にとっては、とても感動し、称賛すべきことなのだ。

日本の給食は単なる『食べる行為』ではない

 以前に筆者が書いた記事『中国人の教育ママと子どもたちが日本の小学生を見て驚き、感動したこと』でも触れたが、現在の中国の子育ては、学校の成績を最優先するあまり、勉強はできても、自分で身の回りのことができなかったり、常識に欠ける子どもが増えていることが問題となっている。

 実際、筆者が中国上海にいる友人(小学校の副校長)や児童の母親らから感想を聞いたところ、下記のような声があった。

「日本の学校の給食は単なる『食べる行為』ではなく、感謝の気持ちを込めて食事に臨んでいることが、動画からすごく伝わってくる。当番の子どもたちが厨房に給食をもらいに行くとき、食事を作る人に対して、感謝の言葉を述べるシーンには感動しました。これは、もちろん給食を作る人に対してだけではないと思う。食べる前に、手を合わせて『いただきます』と声を発するのも、食材を作る人、料理する人など給食にかかわるすべての人に対しての感謝ではないでしょうか」

「学校の先生が児童と一緒に食べるのにびっくりした。『毒見』をしているのかと思った(笑)。先生が児童たちと同じ内容の食事をするということは、食事に対しての信頼感、安心感を与えられる。また、食べながら、いろいろなお話しができるのも、先生と生徒の間に隔たりがなくなり、良いコミュニケーションがとれると思う」

「給食開始から終わるまでの作業は、当番の児童だけでなくほかの児童も一糸乱れずに行い、助け合いの精神などが、すべての作業の中で表われていた。チームの団結と協調性が完璧に達成できている」

「『いただきます』と『ごちそうさまでした』のような言葉を発するのところに、すごく儀式感がある。マナーの良さも感じとれる。このような教育は、成人してからも一生影響があるだろうなー」

「給食当番の子どもたちの準備作業から最後のみんなのお片付けまで、あっという間に終わるが、この45分間は、まるで『1時限の授業』のようである。生活力、協調力、食べ物への敬意、食べ物を作る人への感謝、食材や栄養に関するさまざまな知識…。国語や算数の授業以上に重要な授業だ。これは日本の食文化そのものが反映されているのではないか」

中国の親や教育者たちのさまざまな感想

 中国の親たちや教育者がこのような感想を語るのにはさまざまな事情や背景がある。上述の小学校の副校長を務める知人は、最新の中国の給食事情を教えてくれた。

「給食を教室の中で食べる日本と違い、中国には給食専用の食堂がある。自家厨房がなければ、給食センターから運ばれてくる学校もある。ほとんどの学校には、教師専用の『教師食堂』が別に設けられている。生徒とはメニューが違うし、一緒には食べない。

 われわれの給食は、単にお腹を満たすためのもので、『ストーリー』がない。特に近年、政府が学校給食の管理や監督をきちんとするようになり、食品の安全性にも目を光らせている。以前、『わけあり』の食材が度々使用され大きな問題となったこともあり、また、親の目も厳しいので、給食に関してはコロナ後、さらに衛生面が厳しくなった」

 一方、先述した4年生の息子を持つ母親の友人は、下記のように実情を話す。

「うちの子を含め、ほとんどの児童が『学校の給食はおいしくない』と訴えている。口に合わなければ、食べ残して捨てる児童が非常に多いと聞く」

 折しも中国では、最近、大量の食べ残しが問題となっており、習近平国家主席が『食べ残しを根絶せよ』と呼び掛けたことで、教師も児童に食べ残さないよう指導している。

 このため、この動画を見た人からは下記のようなコメントも寄せられている。

「食べ残しがまったくない!それどころか、最後に残ったものをじゃんけんで取り合うのが、なんとかわいいく、たくましいのか!」

あまりに贅沢に育ってしまった中国人の子どもたちに危機感

 中国の都会では、長く続いた「一人っ子政策」や急激な経済成長の影響もあり、一人っ子が圧倒的に多い。一つの家庭では、祖父母を含めて4人の大人に1人の子どもという状況である。

 祖父母が孫の育児に深くかかわっているため、どうしても甘やかしてしまう。大人たちが部屋中を飛び回る小さな子どもを、慌ただしく器を持って追いかけ、食べさせる光景は珍しくない。また、食べ物の好き嫌いも多い。

 贅沢(ぜいたく)に育った子どもが給食を気に入らないのも当然であろう。

 筆者のもう1人の友人の子どもはインターナショナルスクールに通っている。

 年間の学費が20万人民元(約300万円)にものぼるだけに、食事も豪華だ。食堂の写真を見せてもらったら、あまりに立派で驚いた。給食はバイキング形式で、中華料理、西洋料理など、毎日十数種類のおかずがある。それでも、友人が小学生の息子に「今日の給食は何だったの?」と聞いても、いつも覚えてないという。記憶に残るほどの食事ではないということだ。

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中国のインターナショナルスクールの給食スペース。とても豪華。写真は筆者の友人提供


 上述の副校長は、「われわれには立派な校舎や食堂はある。しかし『心豊かな生徒をどう育てるのか』という点においては日本から学ぶことが多い。中国の親たちの口癖に『子どもにスタートラインで負けさせない』という言葉がある。日ごろは成績のことだけに目を向けている。中国では、日本のような食育は行われていない。一人の教育者として、このような現象を変えていかなければならないと思うが、あと20年はかかるのではないか」と苦笑しながら説明していた。

 ゆえに、このわずか8分間という短い動画にもかかわらず、多くの中国の親や教育者らの心に深く刺さるのだ。

 

日経スタイル(藤原仁美)

2020/9/13

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美大1年生がSNSに投稿したマンガ=makiさん提供


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月末に緊急事態宣言が解除されて以降、日本はウィズコロナの暮らしを模索してきた。時差通勤や在宅勤務を活用しながら、町には人が戻り始めており、8月下旬からは小中高の2学期が始まった。そんななか、まるで時が止まったかのように停止している場所がある。大学だ。オンラインで勉強をすれば困らないだろう、勉強は自分でするものだから、という声も大人側から聞こえてくるが、渦中にある大学生の本音はどうか。入学以来、大学にほとんど行っていない1年生たちの心の内を聞いてみた。

#大学生の日常も大事

7月下旬、ツイッターに投稿されたマンガを目にした人も多いだろう。親も弟も会社や学校に出かけるようになったのに、大学生だけ日常がまったく戻ってこない様子を描いた作品。約17万回リツイートされた。

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     大学に行けない悲しさを率直に表現したmakiさんのマンガはSNSで共感を呼び、約17万回リツイートされた=makiさん提供

 

「テレビや新聞が商業施設や企業の再開のニュースばかりだったのをみて、なんかおかしいと思った」。マンガを描いたころを、作者のmakiさんはこう振り返る。小中高校は学校が再開したのに、大学は閉じたまま。makiさんは美術大学の1年生だが、授業は全部オンラインで実技もなくなった。大学のリアルな友達は一人もいない。音楽サークルには入ったが、入部オーディションもオンライン。合わせて演奏したことは一度もない。

7月、ツイッター上に大学生が主導して「#大学生の日常も大事」というハッシュタグが登場した。makiさんもこのハッシュタグを使って、気持ちを文章でぶつけた。「でも、大学とか大人からそんなに大きな反響は感じられなかった」

マンガならもっとわかってもらえるかもしれない。マンガを投稿したところ、バズった。メディアの取材も複数くるなど反響は大きかった。

しかし、大学からの反応はなかったという。makiさんはこう訴える。「大学でも部活動などが一部再開しているが、例えばある大学で感染クラスターが発生すると、大学名まですべて報道されちゃう。これじゃあ、大学は再開しづらい。どうして大学だけ名前を出すんでしょう?」。大学がネガティブな噂をおそれ、尻込みしていると感じている。

「モチベーションをどう高めたらいいの?」

「大学は本来、自分で勉強する場なのかもしれないけれど」と悔しそうな表情を浮かべるのは、東京大学1年のAさんだ。大学で新しい友達をたくさん作って、刺激し合って勉強していきたい。そんなコミュニティーとしての大学を楽しみにしていたが、入学式が中止になり授業はオンラインになった。「モチベーションをどう高めたらいいのかわからない」と話す。

オンライン授業は悪いことばかりでもない。テレビ会議システムを使った双方向の授業なら、わからないところをチャット機能ですぐ質問することもできた。先生に直接メールで聞くこともできる。しかし、「テストがオンラインで実施されたうえに、不具合があったとき備えるという理由で、二重にリポート課題も課された授業もあった。おかげさまでなんかすごい大変ですよ」

「オンラインのつながりは薄い」

「最近、母には、マクドナルドでバイトのフリーターと呼ばれる。でもその通りなんです」。明治大学政治経済学部1年のBさんは苦笑する。

高校まで地方で過ごしたBさんは、東京に友人はほとんどいない。大学の同級生たちは、オンライン授業では一緒になるが、授業外の雑談はしたことがない。リアルで会った人も一人もいない。今はマックのバイトで友達に会うのが唯一の楽しみという。

昨年秋、災害の現場で活躍するボランティアの姿をテレビで見て、大学時代はボランティアに挑戦しようと決めていた。「将来の目標はまだわからないが、ボランティア活動は初めて自分でやってみたいと思った活動だった」。しかし、コロナ禍ですべての活動が中止になり再開の見通しも全く立っていない。「週1回でもいいから活動の場がほしい。いわゆるキャンパスライフを楽しみにしていたのに」。Bさんの声は、多くの大学生の素直な心情だろう。

オンラインでつながれる時代と大人は安易に言ってしまいがちだ。それはすでにつながりがある人間関係にはいいだろう。しかし、これから大学生活を始める18歳には「オンラインだけだとつながりが薄すぎるんです」とBさんは戸惑いを隠さない。

難しい内容に四苦八苦「同級生と相談できたらよかったのに」

学問は自分で深めるものだという意見は、大学再開の是非を議論するなかで必ず登場する。オンラインで授業があるならいいじゃないか……。しかし、大学1年生が大学の学びをいきなり完全オンラインで開始するのは、なかなかハードルが高かったようだ。

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                        大学の授業での難しい単語や内容に苦労する1年生は多い(写真はPIXTA

 中央大学法学部1年のCさんは、法律関連の教科書を初めて見たときの衝撃が忘れられない。「聞いたこともない単語がならんでいて意味がわからない。なのに、それを読んでレジュメを作って意見を書くという課題が出た」。自宅で一人、課題に取り組むうちに「これが分からないのは自分だけかもしれない」という不安感が募ってしまった。「もし、学校に行っていたら、同級生と一言二言『難しいね』って話すだけで気分が楽になったと思う。本当に精神的にきつかったです」と吐露する。

地方の国立大学で数学を学ぶ男子学生のDさんも同様の経験をした。「数学って、高校時代には習わない記号が大学レベルでたくさん登場するんです。それらの使い方を一人ですべて覚えなければならなかった」

2人とも当初は相当落ち込んだというが、自力で調べて学び、乗り越えてきたという。Cさんは教科書やネットを活用して分からないことを必死で調べるうちに「これが大学生の勉強なのかな、と考えるようになった」という。

Dさんは、大学入学と同時に一人暮らしを始め、授業や課題の合間に自炊もするようになった。オンライン授業でもライブではなく資料や動画を好きな時にみて課題をこなす授業も多いため、「1日の時間をどう使うか、自分でタイムマネジメントが上手にできるようになった」

「声を上げようにも、会ったことがない」

大学のオンライン授業は、双方向のライブ授業は実は多くなく、大半が資料や動画を自分で確認して課題をこなすスタイル。先生の説明も一方的になりがちで「難解すぎて訳が分からない」という嘆きが出てくる。

しかし、中にはライブ授業中心の学校もあり、学生の反応も悪くない。

お茶の水女子大学1年のEさんは、履修した授業のほとんどが、ビデオ会議システムのZoomなどを活用した双方向の授業だった。先生とリアルタイムでやりとりができるし、少人数のグループに分かれて議論する場も多かった。「仲良くなったという実感まではもてないけれど、それなりに同級生たちとつながれていた気がする」と振り返る。

成城大学1年の武田稚奈津さんも、授業はほとんどがZoomだった。「少人数の授業はディスカッションも多く、そこまで不便には感じなかった」と話す。子供の頃からフィギュアスケートを習っている武田さんは、「自宅だけでなくスケートリンク脇で授業を受けることもできるし、意外と悪くないなと思っている」という。

オンラインのメリットももちろんあり、どちらが良い悪いではない。しかし取材を通して感じたのは、大学生だけがエアポケットのように社会の再始動から抜け落ちているということだ。秋学期以降も原則オンライン授業という大学が多いようで、なかには1年間すべての授業がオンラインになった学生もいる。キャンパスライフを知らない1年生たちはもがきながら、なんとか自分たちの力で打開策を探している。

一方の大学はどうだろう。「大学から特にメッセージなどは届かない」「再開しないのか質問しても返事が来ない」といった声も聞こえてくる。全ての大学がそうではないだろうが、こうした塩対応に、学生たちは落胆と諦めを隠しきれずにいる。

何か大学側に声を上げてみようという動きはない? と取材した学生たちに問うてみた。するとほとんど同じ答えが返ってきた。「声をあげようにも、私たちまだ誰にも会ったことがない。会ったこともない人たちと声を上げろと言われても」と。

「社会に出てから、コロナ世代って言われるのかな」という不安を口にした学生もいた。漠然と不安を抱え、声を出せない学生たちに対して、大学や大人たちにできることが、もっとあるのではないだろうか。

 

中学受験の人気講師が徹底比較

PRESIDENT Online馬屋原 吉博中学受験専門のプロ個別指導教室「SS-1」副代表

2020.9.4

 

日本史を学ぶうえで、強力な助っ人となってくれるのが学習まんがだ。現在、小学館、学研、KADOKAWA、集英社、講談社の5社から、まんが版「日本の歴史」が発売されている。それぞれの特徴はどこにあるのか。どうやって選べばいいのか。中学受験塾で社会と国語を教える馬屋原吉博さんに聞いた——

 

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字数も、情報量も多い「小学館版」

 

——現在、入手しやすい学習まんが「日本の歴史」のなかで、もっとも老舗といえるのが小学館版です。1981年初版の後、1998年に改定・増補版が出ていますね。公式サイトによれば、累計発行部数2060万部とのことです。

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                          『日本の歴史』(小学館)

 

【馬屋原】小学館版の最大の特徴は、第21巻までをあおむら純さんというひとりの作家さんが描き、児玉幸多先生というひとりの先生が監修していらっしゃることです。これは他社にはない大きな価値だと思います。普通、企業として効率よく出版しようということになるとどうしても分業ありきになってしまい、巻によって構成やタッチが違うというようなことが出てきます。そういうなかで、違和感のないシリーズ作品になっているというのは、簡単にまねのできない、オンリーワン性だと思います。

 

——全体的に、文字の量も多いですね。

【馬屋原】文字数も多く、情報量も多い。内容的には、大学受験までを意識しています。ところどころに見開きのパノラマ絵を配置しているのも工夫の表れですね。金剛力士がどう作られたか、ひと目でわかる大ゴマは印象的でした。

 

——2018年に、新たに第22巻「平成の30年」が発売されました。

【馬屋原】2020年から、正確に言うと来年からですが、学習指導要領の改定で一気に歴史教育における近現代の比率が高くなります。入試でも近現代がポイントになりやすくなったので、そこも含めてのアップデートで「平成史」の巻を出すというのは自然な動きだったのでしょう。

 

「あえて敷居を低くしている」学研版

——刊行順では、次は2012年の学研版です。学習参考書で定評のある出版社だけに、巻末の資料編が充実していますね。

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                               『日本の歴史』(学研プラス)

 

【馬屋原】学研版は、あえてまんがの中の情報量を減らしています。文字もコマも大きいのが特徴ですが、お子さんの年齢によってはこちらのほうが親しみやすさがあるかもしれません。オールカラーであるということも、敷居の低さを重要視した結果でしょう。

 

——全体の巻数も12巻と、いちばん少ないですね。

【馬屋原】12巻という巻数も、あっさりと通して読むというスタイルにはいいかもしれません。まんがの情報量は少ないですが、欄外には豊富な豆知識があり、巻末の資料は充実しています。興味のある子はそちらも読むことができますので、知識の量自体は確保できているという印象です。

 

「歴史の捉え方が新しい」KADOKAWA

——続いてはKADOKAWA版です。2015年の刊行以来、4年連続で売り上げ第1だそうです。

※紀伊國屋書店チェーン「学習まんが日本の歴史」ジャンル 20161201912

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                      『日本の歴史』(KADOKAWA

 

【馬屋原】KADOKAWA版は、学習まんがとして冒険作であり、野心作でしたね。まず、歴史観が非常に新しい。そして全巻の監修をされているのが、山本博文先生おひとりであるということ。その歴史観が反映されています。

 

——歴史観というと?

【馬屋原】時代はこういうふうに流れているんだよという歴史のとらえ方ですね。時代ごとの背景というものが非常にくわしく書かれています。小学館版もそうですが、シリーズとして通して読むと、やはりひとりの方が全体を監修されているメリットは大きいと思います。シリーズ全体として、詳しくていねいに描くところと、さらりとした解説で流すところのメリハリがハッキリしていますので、まんがで初めて歴史に触れる子どもたちにとっては非常に読みやすく、かつ学びにもつながりやすい内容になっています。

 

——まんがそのものはどうでしょうか。

【馬屋原】情報量が多く、読みものとしてもドラマとしても比較的読みやすいという特徴があります。巻ごとにまんが家さんは異なりますが、統一感があるのが大きなメリットですね。全体的な文字の量や、セリフとナレーションの配分、コマのサイズなどが全巻を通してかなり統一されているからではないでしょうか。また、資料ページの量は多くはありませんが、グラフや地図などはまんが内に盛り込まれており、まんがの中で説明しようという意識の表れを感じます。紙面の面積に対しての情報量はすごいですよ。中学受験レベルをはるかに超えて、大学受験に手が届くレベルです。

 

収納しやすいサイズが、現代の家庭にぴったり

——小学生には、少し難しいかもしれない?

【馬屋原】小学生でも、読むのが好きな子は十分に読めるでしょう。これを読んで吸収できるレベルの子であれば、読ませてあげたほうが将来的に役に立つというか、知見を広げてくれるはずです。また、大人が読んでもおもしろい。大人が読むと、小さい頃に教わった歴史とだいぶ変わっているので、今はこんな感じで教えているんだと知る新鮮味があるでしょうね。

 

——ソフトカバーで一回り小さい判型(四六判)も、KADOKAWA版が最初でした。

【馬屋原】サイズは非常に重要です。全巻セットの箱を買っても、カラーボックスの中に入ってしまうというコンパクト感。収納という意味でも、現代の家庭にうけるところではないかと思います。

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(画像提供=馬屋原吉博)

20巻のうち8巻」が近現代の集英社版

——2016年刊の集英社版は、近現代に注力しているのが特徴です。

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                      『日本の歴史』(集英社)


【馬屋原】
20巻のうち8巻分を、明治維新以降の近現代に割いています。新学習指導要領を意識しているのではないかと思います。近現代を意識しているだけあって、たとえば第20巻の第4章「インターネットの時代」などは、なかなかレベルの高い内容です。インターネットの歴史はもちろん、政治にもたらす影響などもしっかり描かれています。

 

——まんがについてはいかがでしょうか。

【馬屋原】まんがの中の情報量は抑えて、巻頭と巻末の資料を充実させているという形ですね。表紙を『少年ジャンプ』系の人気まんが家が描いているというのがポイントでもあるのですが、本編を描いているまんが家さんは各巻で異なりますので、巻によってばらつきが出てしまっているということはあると思います。

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中学受験専門のプロ個別指導教室「SS-1」副代表の馬屋原吉博さん

 

「各時代に詳しい人」が監修する講談社版

——講談社版は、20207月に発売されたばかりです。

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                     『日本の歴史』(講談社)

 

【馬屋原】判型はKADOKAWA版と同じく、ソフトカバーで四六判。どうしたらKADOKAWA版に勝てるかということを、相当意識したのではないでしょうか。最大の違いは、資料編を巻頭に、しかも全32ページのカラーページのうちのほとんどを費やして掲載していることですね。これだけの資料を集めるのは、著作権が厳しい現代においては大変なこと。それだけ、資料そのものにも価値があるというメッセージを伝えたかったのだと思います。

 

——KADOKAWA版とは異なり、シリーズ全体の監修者を立ててはいません。

【馬屋原】講談社版は、時代ごとに監修者を立てています。つまり、その時代にくわしい専門の方が担当されているということで、プラスにとらえていいことなのかもしれません。ひとりの方が監修すればその歴史観が明確に出やすかったり、巻ごとのつながりがテーマとして出てきやすかったりしますが、それは専門性を取るか一貫性を取るかということで、どちらが優れているかということではないと思います。あくまで特徴ですね。

 

歴史上の人物を「悪人」として描かない

——表紙と本編を同じまんが家さんが描いています。

【馬屋原】1巻の担当は「将太の寿司」の寺沢大介さん。第1巻ということで会社としても気合が入っていることが伝わってきましたし、構成も演出もよかったですね。ただやはり巻によるばらつきはあります。この1巻で描かれた「黒曜石の矢尻」というアイテムが、最後の第20巻の最終話にも出てくるという演出も印象に残りました。

人物の描き方ということでいえば、講談社版では歴史上の人物を少なくとも悪人としては描いていないのが特徴です。悪役として描かれがちな道鏡についても、彼なりの事情があったのではないかということをていねいに描いています。また、歴史上で「三大悪女」と呼ばれる日野富子も、ヒロインのようなルックスで描かれている。このように歴史の新しい史観を反映しているところが、非常におもしろいと感じました。

 

——情報量やレベルについてはいかがでしょうか。

【馬屋原】普通に大学受験レベルですね。本来は、高校生が読むといちばん勉強になるのではないかと思います。でも、ちゃんと日本史を学んだことがある子であれば、小学生であっても楽しんで読めると思います。

 

書店で子供に選ばせるのが一番いい

——各社の学習まんが「日本の歴史」の特徴についてはわかりました。子供に与える際にはどう選べばいいのでしょうか。

【馬屋原】お子さんが読まなければ意味がないので、まずは書店に連れていって本人に選ばせてくださいと。これがいちばん教科書的な回答ですね。親や祖父母が選ぶということであれば、状況と目的によって選ぶシリーズが違ってくると思いますので、今まで申し上げた各社の特徴を参考にしていただきたいと思います。

 

——まだ読めないけど、家に置いておきたいという場合もありそうですね。

【馬屋原】そうですね。そういう親御さんもいらっしゃいます。「興味をもってほしい」という気持ちはわかりますが、わが事として受け止めたら、何かに興味をもてと言われて、果たしてもつのかということです。でも、もしお子さんが自分で興味をもったとしたら、それはすごい武器になります。ですから、きっかけになりうる可能性として、本を置いておこうということであれば、もちろんやらないよりはやったほうがいい。でも、そこに即時的な効果を期待するのではなく、何かのきっかけになればというトリガーのひとつとしても、学習まんがを活用してほしいですね。

 

NTTデータ副社長 藤原遠氏(上)

日経スタイル(ライター 三河主門)

2020/9/1

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                                 NTTデータの藤原遠副社長は、富士山測候所の通信システムに携わった父に憧れた


NTT
データの藤原遠(とおし)副社長は日本の金融機関向け情報システムに長く関わってきた人物だ。障害が発生すると社会的な影響を与えかねない金融機関向けの大規模システムを構築するプロジェクトを率いたことで知られる。技術の力で社会インフラを支えてきたキャリアの根っこには、富士山測候所の気象通信システムを構築した父の存在があったという。

分割前のNTTでは金融機関向けの情報システム構築やネットワーク構築から会社人生をスタートした。その後、米国留学を経て金融システム部門に長く携わり、メガバンク向けや政府系金融機関向けなどの国家インフラ的な金融システム構築のプロジェクトにも参画してきた。

「自分も技術によって世の中の役に立ちたい」――。藤原氏の思いは、大学に進学するころに芽生えたという。

兵庫県で少年時代を送った。まだ森や川の残る新興住宅地で育ったこともあり、「子どものころは昆虫採集などに夢中でした」(藤原氏)。そんな少年に、大手電機メーカーの技術者として関東に単身赴任していて家を不在にしがちだった父親は、一緒にいるとよく付き合ってくれたという。「モーレツ会社員ではなかったと思いますし、勉強をしろとも一切言われませんでした」

昆虫採集のほかにも、畑でトマトやキュウリを一緒にもいで楽しかった思い出もあるが、最もうれしかったのが電子回路づくりを教えてくれたことだという。「電子ブザーとか鉱石ラジオのような簡単なものでしたが、組み立てていくことによって新しい価値を生む装置になるというのは興奮しました」

父の代表的な仕事に、1964年に設置された富士山頂の気象レーダーがあるという。富士山測候所の気象レーダーと気象庁などをつなぐ通信システム構築に携わったのだ。その苦闘の様子は、気象庁で課長として建設プロジェクトを担当していた作家・新田次郎の小説『富士山頂』(文春文庫)に描かれている。後に俳優・石原裕次郎の主演で映画化もされた。

「父が退職したときに部下から贈られた感謝状のような寄せ書きがあって、トラブルが起きると飛んでいってすぐに直していたというエピソードがいくつも書かれていました」

 

機械学習ロボットで草創期のAIを研究

東京大学工学部へと進学したのも、「そんな父の仕事ぶりを見て、僕も技術を学んで世の中のために役に立ちたいという思いを強めた面がありました」と藤原氏は話す。志を胸に進んだ東大では、今の人工知能(AI)につながった「機械学習」の研究に取り組んだ。

大学に入ると、当時出回りはじめたマイクロコンピューターを使ったプログラミングにのめり込んだ。「ベーシックなどの言語でプログラムを打ち込んで簡単なゲームを動かすことに熱中していました。『なんて面白いんだ!』とプログラミングに開眼。東大3年生になって工学部の専攻を決める際には応用物理学科に入りました」

研究対象は、「機械学習アルゴリズムをロボットで表現する」ことだったという。今、盛んに導入が進んでいるAIの先駆けとなった技術だ。「今とはマシン(コンピューター)の性能が何けたも違うので、ほんの初歩的なものでした」と藤原氏は説明するが、その内容は未来を確かに感じさせるものだった。

ピンポン球を投げることができる簡易なロボットを製作。そのロボットがどのように動き、どのようなタイミングでピンポン球を放すと、ピンポン球が最も遠くへ飛ぶかを研究したという。

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東大では初期のAIを研究していた


最初はピンポン球を載せられるスプーンを、簡単なアーム(腕)の先につけて放り投げた。アームのスナップの利かせ方次第で、どのような動きが最も効果的かを
AIが学んでいく。次には、股関節のある4本足のロボットを試作。ピンポン球を2本の指で挟むよう、アームを改良した。

「卒論を書くために、ロボットが学習する様子を、泊まり込みで調べるのですが、そのうちロボットは『振りかぶってから投げたほうが遠くに飛ぶ』ということを学び始めたんです。ほかにも反動をつけて投げるとか、投げたふりをしてアームがしなった後で球を離したほうがよいとか。ロボットがどんどん学習していくので驚きました」

欧州旅行で多様性を実感 米国留学でMBA取得

研究結果をまとめ上げて卒論を提出した後は、友人らと初めて海外へと飛び立った。卒業旅行で向かったのは欧州。「ローマに入り、パリから帰国する旅でした。旅の頼りになったのは、域内なら鉄道がほぼ乗り放題のユーレイルパスと、トーマス・クックの時刻表。最初だけはみんなで移動しましたが、すぐに単独行動を始め、欧州を2週間ほどウロウロしました」(藤原氏)

スイスではユングフラウヨッホに登り、ウィーンではオペラを天井桟敷から見た。「様々な文化が継承されているとともに、人々も文化も多様性にあふれていて、日本との違いにうなってばかりいましたね」と、藤原氏は目を輝かせながら当時を回想する。

そうした海外で多様性に触れた刺激は、分割前の旧NTTに新卒で就職した後のキャリアにも大きく影響した。28歳で米国の大学院に留学し、経営学修士(MBA)・工学修士(ME)を取得したのも、そんな海外での刺激が出発点となった。

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著書ではサステナビリティーとイノベーションの組み合わせを提案した


工学部卒エンジニアの枠にとどまらない発想は今も変わらない。
6月には初の著書『サステナベーション』(日本経済新聞出版)を出版した。この著書ではサステナビリティー(持続可能性)とイノベーションを組み合わせるという新しい発想「サステナベーション」を打ち出している。「IT(情報技術)を中心としたイノベーションを、地球規模の問題解決に役立てる好機は今しかないのです」と藤原氏は熱っぽく話す。

この6月までは欧米分野・グローバルマーケティング担当の副社長として、世界規模でデジタル事業を強化するプロジェクトを率いてきた。現在はコーポレート総括・技術総括担当兼人事本部長に担当が変わり、グローバルでの経営戦略や次世代の技術戦略づくりに力を注いでいる。副社長の重職に就いても、初期AIの研究に打ち込んだ当時のような情熱を失わない藤原氏は、工学系出身者が経営ノウハウを備えたうえで、マルチな分野に采配を振るえる経営者へと転じていく、昨今の理系キャリアパスの先駆者ともいえるだろう。

 

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