970910 「日本外史」(頼山陽)ー中央公論社

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<作品紹介>

 

本書は『日本外史』22巻のうち、源氏前記・平氏巻1、正記・源氏巻2、巻3、新田氏前記・楠氏巻5、正記・新田氏巻6、足利氏後記・武田上杉氏巻11、徳川氏前記・織田氏巻13、巻14の全訳が収録されている。『史記-世家』を手本とした体裁で書かれ、水戸藩の『大日本史』からも影響を受け、『外史』とも双方に朱子学的名分論の立場で貫かれている。『外史』では、名分を乱した藤原氏を非難し、朝権を犯そうとする足利氏に立ち向かって抗争した南朝の諸功臣を称賛する。キビキビした漢文で書かれた文体は暗誦に向き、流行した原因となった。

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